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Airbnbってどうなの?レポート⑥「Airbnb生活 at Toronto 個室の様子」

Airbnb
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どんな部屋で生活をしてたのかな?

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2023年5月~8月カナダのオンタリオ州トロント市&ロンドン市滞在時の話です

あらためて、TorontoのAirbnbについて

TorontoのAirbnbについて、「謎の生物とのセミ同居」の話とキッチン関係の話以外は、まだお伝えしていませんでしたので、あらためて、どのような生活環境で暮らしていたのかを書いておこうと思います。

※「謎の生物とのセミ同居」の話については下記の2話をお読みください
Airbnbってどうなの?レポート③「謎の生き物と隣り合わせの部屋に到着!」
Airbnbってどうなの?レポート④「その後のカナダAirbnb生活 with 謎の生き物」

※「キッチン関係」の話については下記の話をお読みください
Airbnbってどうなの?レポート⑤「ほぼ1カ月レンチン生活」

Airbnbの全景
Airbnbの全景

キッチン以外の部屋について

Torontoで滞在したAirbnbは、一戸建てを丸ごと下記のように短期貸用に改築した建物で、Airbnbサイトでは「カナダの住宅の個室」と表記されていました。

わたし達の部屋が3階に2つあるベッドルームのうちの一つであったことと、普段の食事作りに使っていた「簡易キッチン」について、上記の「Airbnbってどうなの?レポート⑤「ほぼ1カ月レンチン生活」」に書きました。

🏠建物は3階建ての一戸建て🏠
●3階:ベッドルーム2部屋++シャワー・トイレ・洗面台+キッチン(冷蔵庫と電子レンジと電子ケトル各1台ずつと小さなテーブル1台椅子2脚)+鍵のかかった謎のドア一つ😱
●2階:ベッドルーム3部屋+シャワー・トイレ・洗面台+キッチン(冷蔵庫と電子レンジとクッカーと電子ケトル各1台ずつとダイニングテーブル1台椅子数脚)
●1階:ベッドルーム3部屋

よって、今回はその他の部分について書いていきますね。

まず、建物の玄関には暗証番号式のカギがついたドアがあります。チェックイン時刻の少し前にAirbnbのメッセージを使ってオーナーから番号が通知されますので、その番号を打ち込んで中に入ります。

入ると右手に階段、左手には個室のドアが並んでいます。この階段をですね、スーツケースを持って3階まであがったんです…(家族が)。

ついうっかりしがちなのですが、エレベーターのない宿は「海外あるある」です。ちなみに今回は3階の部屋であることと、エレベーターがない建物であることは予約の段階でわかっていました。それなのについ重い荷物を持って行ってしまったのは、わたしが責めを負うべきところです。ほんと、ごめんなさい…。

玄関を開けるとすぐ階段
玄関を開けるとすぐ階段

個室

部屋の前に着くと、カギを収納するダイヤル式 キーボックスがドア近くに引っかけてありました。このボックスを開く番号も、オーナーからのメッセージに書かれていますので、この番号を使って中に入っているカギを取り出し入室しました。

ちなみに、カギは1つしか貸与されませんでした。なので、別行動した二人が違うタイミングで部屋へ戻ることが予想されるときは、このキーボックスを利用して、後に部屋を出る方がこの中にカギを残しておくという使い方をしていました。

仕事ができる机と椅子

Airbnbを決めるにあたって必須だったのが、個室内に「仕事ができる机と椅子があること」でした。

でも、個室内に仕事スペースがある部屋ってなかなかないんです。「提供されるアメニティ・設備」に「仕事専用スペース」と書いてある部屋か、部屋の写真に机と椅子が写っている部屋をずいぶん探しましたよ…。予算や場所といった他の条件が合致しても、「机がないからだめだ~!」とボツになることが多々ありました。とうとう全ての条件が合致したのがこの部屋だったのです。

設備リストに「Dedicated workspace」とありますが、これが共用スペースにあるか、個室にあるかというのは大きな違いなので、予約を入れる前にオーナーに「確かに個室の中にPC作業ができる机と椅子があること」を確認しました。

あと、個室にカギがついているかどうかも確認しました。「当然ついてるでしょ」と思うのは危険です!個室にカギがついていないAirbnbもたくさんあります!設備にカギについて書かれていないときはオーナーに確認した方が良いですよ!!

PC作業中
PC作業中

この部屋には、シンプルかつ大きな机があって、とっても助かりました。椅子は折り畳み椅子がちょっとマシになった程度のモノだったので、長時間PCに向かうときついものはありましたが…。

PC台を持ってくるのは断念したので(PC台があると断然作業が楽なので持ってきたかったのですが、肩が抜けそうなほど荷物が重くなったので、出発前の数日を一緒に過ごしてくれた友人に預かってもらうことにしました)代わりにバスタオルを折りたたんでPCの下に入れて使っていました。望む高さが出て良かったのですが、どう畳んでもなぜかちょっと傾くのが玉にキズ…。

ちなみに食事もこの机でとっていました。部屋の前のキッチン・スペースにも、これより少し小さめの机が一つと椅子が二脚が置いてありましたが、個室内で食べる方が落ち着きましたので。二人分の食事を並べても、PC類を置いておくスペースは充分確保できる広さのある机でしたし、窓が出窓だったので、そちらに置くこともできました。キッチンにある方の机は、調理スペースとして活用させてもらっていました。

机の次に重視したのは「Wifi」です。スカイプで英語の授業をすることもあったので、安定した「Wifi」は必須でした。(安定しているかどうかは使ってみないとわかりませんが)

その次が「Air conditioning」。極寒のトロントなので、さずがにどの物件も「Heating」はついていますが、夏は暑くなることもあるというトロント、冷房もついてて欲しかったのです(トロントには冷房がない家もまだ多いと聞きます)。

この物件の紹介として記載があった設備は下記の通りです。

【What this place offers】
Bathroom
Hair dryer
Shampoo
Body soap
Hot water

Bedroom and laundry:
Essentials(Towels, bed sheets, soap, and toilet paper)
※「バスタオル1枚、フェイルタオル2枚、ハンドタオル2枚」部屋にありました。
Hangers

Heating and cooling
Air conditioning
Heating

Home safety
Smoke alarm

Internet and office
Wifi
Dedicated workspace
Kitchen and dining

Kitchen
Space where guests can cook their own meals
Refrigerator
Microwave
Dishes and silverware
Bowls, chopsticks, plates, cups, etc.

動画アリ→3階「バスルーム」、「わたし達の個室」、2階「キッチン」

わたし達の部屋があった3階の「バスルーム」と、「わたし達の個室」と、2階の「キッチン」については動画がありますのでご覧ください。ドアに「R」の文字があるのがわたし達の部屋です。

キッチンの扉には「K」の文字がついていたのが見えましたか? この扉はいつも閉まっていたのです。どこにキッチンがあるとか詳細な案内などはなかったので、「おそらくここがキッチンなのではないか?」とあたりをつけつつも、実際にこの扉を開けるには勇気が必要でした。ガチャッと開けて、誰かの個室だったらマズイ…ではないですか。

日中、ほとんどの人が外に出ているであろう時間帯、扉に耳を当てて「物音がしない&人の気配がない」のを確かめてから、そっと扉を開けてみて、無事キッチンを発見したというわけです。

なお、2階のキッチンの、冷蔵庫の先にもう一つ扉があったのにお気づきでしょうか?「C」と表示されたドアがありまして、ここも個室になっていました。扉の近くに並べてある靴は、おそらくこの部屋の人たちの靴なのではないかと思います。また、動画には映っていませんが、キッチンに入ってすぐの左手にもう一つドアがあり、こちらはバスルームになっていました。

ということはですよ。もし自室が「C」だったら、他の大勢が使うキッチンの奥に自室がある、ということで、毎回自室の出入りの際に、他の人達が調理や食事をしている横を通り抜ける、とか、その状態でバスルームを使う、とか、その間ずっと物音や話し声が聞こえてくる、とか、あまり考えたくない状況になっていたということです。いや~、部屋が3階で良かった…。

食事をする時間帯はまちまちで、遅い人たちは夜の10時過ぎに食べていたようです。カトラリーのカチャカチャいう音がその時間帯にわたし達の部屋まで聞こえて来ていましたから…。

部屋の入口

場面は変わって、こちらはわたし達の部屋の中です。ドアの内側はこんな感じ。靴置場はないので、入り口にこんな風に置いておき、室内では持参したスリッパに履き替えて過ごしていました。

ドア下のスキマが結構広く、ちょっと警戒心が刺激されました。外の音は丸聞こえです。階下の物音・話し声もよく聞こえました。真下の部屋の歌声は、こことは別のところから聞こえて来ていましたが(後述します)。

部屋の入口
部屋の入口。ドアのすきまが結構ありました。

土足とスリッパを完全に分けたかったので、部屋から外へ出る時には靴に履き替えてたのですが、これはかなり面倒でした…。トイレへ行くにも、キッチンに飲み物を取りに行くにも、いちいちスリッパから靴に履き替えてたのですから。(扉の外はわたし達専用のスペースではないので、他の人達も通ります。その人達は皆土足で歩きますから、わたし達が自室用のスリッパでここまで来ちゃうと、土足とスリッパを分ける意味がなくなってしまうため、めちゃくちゃ面倒でも扉を境にして履き替えていました)

特に面倒なのはシャワーを浴びる時。靴なんて履いて行きたくないですよねえ~。

まあ、この問題は、ビーチサンダルのように、安くて洗える履物を「建物の中だけど個室の中ではない、共用スペース」専用に用意すれば良かったのですが、極力荷物を増やしたくない(かといって、まだ使えるものを捨てて行くのもイヤ)わたし達は不便さを選んだのでした。

ちなみに入居してすぐに、Lysolの消毒用シートで床全体を拭き上げてます。

あと、面倒といえば、ちょっと部屋を離れる度に毎度外からドアにカギをかけるのも面倒でした。どういうことかというと、相手が起きている時なら相手に内側からロックしてもらえば良いのですが(ボタン式でした)、寝ている時には、トイレやシャワーや階下へ行くちょっとした時間でも、毎回外から(外出する時と同様に)カギをかけていました。そのちょっとの間に誰かが侵入しないとも限らないですからね!

ちなみに、寝る時はドアノブにハンガーをかけていました。誰かが侵入しようとしたら物音で気が付けるように。いざそんな場面になった時に本当に気付けるのか、はたまた気付いたところで撃退できるのか、などまだ対策の余地はありますので、次回の長期滞在までの検討課題にしています。

余談ですが、某国のホテルに泊まった際に、防犯のためにドアハンドルとドアガードに金属のハンガーを2本を引っかけて、外から開かないようにしてみたことがありますが、もし夜中に避難しなくてはならない事態になった場合、冷静にこれを外して出る自信はないと思いました…。こちらも要検討です。

床の穴

ところで、これは部屋の入口前のスペースにある穴なのですが、何のためにあるかわかりますか?

床にある穴
床にある穴

個室の中にも1か所ありました。

こちらも床の穴
こちらも床の穴

答えはですね、暖房の吹き出し口なんです。冬の寒さが厳しいトロントでは、家庭の暖房にセントラルヒーティングを使うことが主流でして、そのような家庭では、床や壁にこのような温風の通風孔がつけてあるのです。この穴を通して各部屋に温風を送り、家全体を均等に暖めるというわけ。

床に限らず、壁や天井に設置されることもあるそうですが、特に床に設置すると、暖かい空気が下から上へと自然に上昇するため、効率的に部屋を暖めることができるのだそうです。

でも以前生活していたバンクーバーの家にはこんな通風孔はありませんでしたバンクーバーの冬はトロントほど寒さが厳しくないので暖房のシステムが異なるのだそうです。

この時は5月でしたが、時に寒い日があり、そんな日にこの通風孔からふわあ~っと暖かい空気が吹き込んで来るとほっとしたものです。そして、気候の変動が激しいこの地では、逆に暑い日というのもあり、そんな日はちゃんと冷風が吹き出されて来ていたのには感動、感謝。

ただ、このシステム、各部屋では操作できず、1か所で一括操作するため、こちらの希望通りになるわけではないんですよ。たいていは「寒いな…」と思うとちゃんと(誰かが)暖房を入れてくれていたので凍えずに済みましたが。

この物件、以前のやりとりから判断するに、オーナー同居物件ではなさそうでしたし、管理人らしき人も見かけなかったのに、一体誰がちゃんと寒暖に合わせて調整してくれていたのかは、謎なのですが、窓は開けられない(※開けようと思えば機能的には開きますが、網戸がないので開けたくない)ので、こまめに空調してくれたことはとてもありがたかったです。

あと、どうやら階下の話し声や歌声もこの通風孔を伝わって聞こえていたようで、なぜか夜10時頃になると歌い出す二人組が階下に滞在していた間はうるさくてかないませんでした…。(オーナーに言うことも出来たと思いますが、苦情を言っているのがこの部屋だとわかり、そのために更にイヤな思いをすることは避けたく、結局我慢しました)

それはさておき、滞在も終わりに近くなったころに存在に気付いたのがこちら。動画をご覧くださった方は、こちらが壁際にあったのに気付かれたかも?

電気ヒーター
優秀だった電気ヒーター

わたしはそれまでこの機器に対して、「視界には入っているけど、何物なのかを認識していない状態」だったのですが、ある、「寒いのに暖房が入らなかった日」に家族が「ひょっとしてこれが使えるのでは…」と引っ張って来てくれたのが、こちらのヒーターでした。

これが