海外のAirbnbってどうなの?カナダ・オンタリオ滞在レポート⑪ロンドン市の物件は待望の「まるまる貸切」!建物全体の造りからご紹介します

Airbnb⑪アイキャッチ画像 海外で使う

今度のAirbnbはどんなところかな?

2023年夏、オンタリオ州ロンドンで滞在したAirbnbの部屋をご紹介

2023年5月30日から7月31日までは、カナダ・オンタリオ州のロンドン(London, Ontario)という町に滞在しました。

このときも利用したのはAirbnb。トロントのときとは違い、今回は個室内にバスルームとキッチネットがついたタイプです。1カ月の料金はトロントの部屋とほぼ同額でした。

London(Canada)で滞在したAirbnbの個室
個室

日本にいるうちに予約したのですが、トロントの部屋の写真がそっけなかったのに対して、こちらは見ての通りかわいくて、「ほんとかなあ…?」と半信半疑で予約したものの、本当に写真どおりの部屋でした!

とはいえ、見た目がきれいだからといって問題ゼロというわけではなく…。
そのあたりは別の記事で書くとして、今回は建物の全体的な構造について書いておきます。

建物の構造と部屋の様子

Airbnbの予約画面では、建物全体の構造まではなかなかわかりません。
ただ、「Entire home(一軒まるごと)」ではなく「Entire unit(ユニットまるごと)」と書かれていたので、「一軒家の中の一部屋かな」ということは予想していました。

【部屋の表記】
Entire rental unit in London, Canada
2 guests、1 bedroom、1 bed、1 bath

実際には、やはり一軒家の中の一室で、オーナーはこの家には住んでおらず、全室をレンタル用に改装した物件でした。部屋数は少なくとも5室あり、それぞれ広さや造りが異なるようです。

私たちの部屋は最もコンパクトなタイプ。他の部屋は2部屋以上の間取りで、滞在者は3人以上のファミリーが多かったです。

ちなみに、下の建物の写真で私たちが滞在した部屋は、白いガレージの上の、ロールブラインドが半分下りている部屋です。

ロンドン(カナダ)で滞在したAirbnb全体
ロンドン(オンタリオ)で滞在したAirbnb

わたし達の部屋は、手前の白いガレージの上、半分ロールブラインドが降りている部屋です。

共用エリアの様子

玄関

こちらが建物の玄関ドア。暗証番号式ロックがついており、チェックイン可能時間の数時間前に、オーナーからアクセスコードと共用スペースの案内が届きました。

建物玄関の暗証番号式ドア
建物玄関のドア

このタイプって鍵を持ち歩かなくて良いのは便利なのですが、「停電したら入れなくなるのでは?」と少し不安に。実際に滞在中は落雷で何度か停電があり、外出中だったらどうなるんだろう…とちょっとヒヤヒヤしました。

この家の鍵は、ボタンが光る電子式でした。物理鍵は渡されていなかったので、鍵が開かない時はオーナーに連絡するしかありません。このオーナーはレスポンスがとても早く、いつも30分以内には返信をくれました(Airbnbのホスト業、本当に大変…)ので、安心ではありますが、(鍵は持ち歩かなくても)スマホは必携、ということになります。

この錠について少し調べてみたところ、下記のことがわかりました。

【電子式】…電気で作動、停電時はバッテリーや非常電源、または物理鍵が必要
【機械式】…電気を使わず、機械的に開閉できるため停電でも安心

電子式は押したときにボタンが光ることがあるそうで、この家の鍵は玄関のものも、部屋のものも、しっかり光ってました。

ドアを開けると、右手に絵画が飾られた、上品でかわいらしい空間が。NO SMOKINGの表示がなければ、まるで誰かの自宅のようでした。

ロンドン(カナダ)で滞在したAirbnbの玄関ドアを入ったところ
玄関ドアを入ったところ。左手階段上のドアがわたし達の部屋。

個室の入口と鍵

私たちの部屋は、玄関を入って左手の階段を10段ほど上がった先にありました。この頃には荷物もだいぶ軽くなっていたので、荷物を運ぶのに苦労はしませんでした。

部屋のドアにもやはり暗証番号式ロックが。
番号は部屋番号と関連している簡単なものだったので、「他の部屋も同じしくみ?それだと推測されてしまうのでは?」とうっすら不安を感じたのでした。

個室のドアの暗証番号式の鍵
暗証番号式になっている個室のドア

地下(ベースメント)とランドリールーム

物件情報に「Free washer / Free dryer – In building」とあったので、洗濯機を探したところ、オーナーから「ランドリールームは地下にあります」との案内が。

地下へ続くドアを開けると、真っ暗…。
スイッチで明かりはつきますが、「もし誰かが上から電気を消してドアを閉めたら…!?」といった妄想が頭をよぎり、なかなか足が進みませんでした(笑)

地下への入り口
電気が消えてるとこわい地下への入り口

しかし、いつまでも躊躇していても仕方ないので覚悟を決めて降りていきました。

地下室へ続くドア
地下室へ続くドア

カビ臭さや湿気、そしてが出ることもあるので、地下はちょっと苦手です。

とはいえ、洗濯機&乾燥機が無料で使えるのは本当にありがたく、毎日使わせてもらいました。

洗濯機と乾燥機
洗濯機と乾燥機

ただし、他の滞在者と使いたい時間が被ることも多く、タイミングを計るのがなかなか大変でした。

ランドリールームの隣はレクリエーションルームになっていて、椅子もあり待ち時間を過ごせるようになっていましたが、わたしは地下の空気が苦手で毎回すぐに部屋へ戻っていました。

運動器具とゲームが備えられた地下室
ベースメント

ちなみにカナダの家には「ゲジゲジ的な虫」がよく出るらしく、階段で遭遇して大騒ぎしたことも…。地下室での出現情報が多いですが、トロントの3階でも見かけました。

なお、このベースメントは完全な地下ではなく半地下。窓もあり、明るさは多少ありますが、湿気や匂い、虫などが苦手な方はご注意を。

こうしたベースメントはカナダではよく安価な賃貸部屋として提供されていますが、見た目がきれいでも、前述の特徴はつきものです。

…と、こんなふうに書いていますが、後日この地下室にとても助けられる出来事が起きました。それについてはまた別の記事で!

ゴミ置き場

ガレージ(=私たちの部屋の下)につながる扉の先がゴミ置き場になっていました。

ゴミ置き場へ続くドア
  • 黒いゴミ箱(可燃)
  • 青いリサイクル用ゴミ箱が3つ(段ボール/プラスチック/ガラス・缶)

…と説明されていたのですが、実際はプラスチックや缶がごちゃ混ぜ。

毎週出入りのヒスパニック系ファミリーが一家総出でやって来て、掃除やゴミ捨てなどの雑事を引き受けていました。

個室