海外のAirbnbってどうなの?カナダ・オンタリオ滞在レポート⑥レンジだけでここまでできた!ごはん・パスタ・ラーメンの時短レシピを写真付公開!

Airbnb⑥アイキャッチ画像 海外で使う

カナダ・オンタリオ州のAirbnbに1カ月滞在したとき、ほぼ「電子レンジだけ」で自炊生活してみました!

前回の記事では、レンチンで作った料理(おかず)を見ていただきましたが、今回はその続き。主食の「ごはん・パスタ・ラーメン」まで、レンジだけでつくったレシピを、写真つきでまとめました。

特別な道具は使っていません。
「海外での自炊どうしよう?」「鍋もフライパンもないけど大丈夫かな?」と不安な方、電子レンジがあれば何とかなりますから安心してくださいね!

レンジでゆでるパスタ

まずは「レンジでゆでるパスタ」。これは日本でももう一般的になってきていますよね。

でも専用の容器ではなく、Airbnbのキッチンに置いてあった深めのプラスチック容器を使いました。

容器は短かったので、合わせてパスタを折りました。

※容器について:長さは折れば何とかなりますが、深さはあった方がくっつきにくく、望ましいです

容器に合わせてパスタを折りました
容器に合わせてパスタを折りました
袋に記載されているゆで時間を確認
袋に記載されているゆで時間を確認

【パスタのゆで方】

① 耐熱容器にパスタを入れる(長すぎるときは折ってOK)
② 全体がかぶるくらいの水を注ぐ
③ 水の0.5%の塩を入れる(鍋でゆでるときの半量)
④ ラップをせず、電子レンジ500Wで「表記のゆで時間+4分」加熱
⑤ レンジから出したら箸などでざっとほぐす
⑥ ザルにあけて湯を切る
⑦ すぐにオリーブオイルかバターをからめる(くっつき防止)
※加熱時間や塩加減は、お好みで調整してください。

出来上がったパスタの写真はこちら☟

加熱しておいた生ソーセージを利用
加熱しておいた生ソーセージを利用
残り物利用を兼ねて味付けかえた3種のパスタ
残り物利用を兼ねて味付けかえた3種のパスタ
どシンプルパスタ
どシンプルパスタ。多分塩とバターとスパイスだけ(笑)

加熱しておいた生ソーセージを使う他、その時々の残り物も活用。
味付けを変えて3種のパスタにアレンジした日もありました!

かと思えば、塩・バター・スパイスだけのどシンプルなパスタで済ませたことも。

どシンプルパスタには、仕上げに日本から持ってきた「辛辛魚まぜ麺の素」というパウダーをかけました。本来はうどん麺用ですが、海外ではうどん麺は手に入りにくく、あっても高価。パスタでも行けましたよ🙆

レンジで作るインスタントラーメン

インスタントラーメンもレンジでうまく出来ました!

【インスタントラーメンの作り方】
材料:
・インスタントラーメン1袋
・お湯350~450ml(袋に書かれている量より50mlほど少なめ)
・具材(例:キャベツ、もやし。今回はベビーリーフを使用)

作り方:
① 電気ケトルでお湯を沸かす
② 麺とスープの粉を、深めの耐熱皿に入れる(麺が大きければ割ってもOK)
③ お湯を注ぎ、具も加える
④ ラップなしで500Wで4~5分加熱(必要に応じて加熱時間追加)
※加熱時間は目安ですので、様子を見ながら調整してください。

写真もどうぞ♪

ローカルのスーパーマーケットでも買えるSAPPORO ICHIBAN
ローカルのスーパーマーケットでも買えるSAPPORO ICHIBAN
こちらもあちこちで見かける「出前一丁」の作り方
こちらもあちこちで見かける「出前一丁」の作り方
「出前一丁」の袋の中身
「出前一丁」の袋の中身。気になる「秘製」
深めの皿をつかいます
深めの皿をつかいます
入りきれなければ割ってもOK
お湯を入れたところ。この状態でレンジへ入れます
お湯を入れたところ。この状態でレンジへ入れます
サッポロ一番無事にできあがりました!
サッポロ一番無事にできあがりました!

レンジで作るめだま焼き

焼いていないので厳密には「焼き」ではないのですが、見た目はそれっぽく、朝食のトーストに、ごはんの友に、と大活躍でした。
サラダに添えてもいいですね。

【レンジで作る「めだま焼き」もどきの作り方】
注意事項:
※爆発防止のため卵黄に穴を開けること
※耐熱容器を使うこと
500W以上で1分以上加熱しないこと!(危険爆発)

材料: 卵1個

作り方:
① 深さと広さのある耐熱容器(直径12cm程度が理想)に卵を割り入れる
② フォークで卵黄に穴をあける
③ 小さじ1ほどの水を加える
④ ラップをして、500Wで40秒加熱
⑤ 1分ほど余熱で火を通し、ラップを外して水を捨てる
※白身が固まっていなければ、追加で20秒加熱

こちらも写真でご覧ください☟

ラップをかけてレンジにかけるのですが、ラップがなくビニール袋で代用。
ラップをかけてレンジにかけるのですが、ラップがなくビニール袋で代用
白身のかたまり具合が甘いですが、一応めだま焼きもどきが出来ました
白身のかたまり具合が甘いですが、一応めだま焼きもどきが出来ました

🥚レンジで作るめだま焼きと、ポーチドエッグは同じ?

レンジで作るこのめだま焼きは、白身がふんわりと固まり、黄身がとろっと半熟で、見た目や食感がポーチドエッグ(Poached Egg)によく似ています。

伝統的なポーチドエッグは、鍋で沸かしたお湯に卵を割り入れて、そっと火を通すという、ちょっと繊細な料理。お湯の温度や酢の量などに気を付ける必要があり、慣れないと形が崩れてしまうなど、難易度が高めです。

それに比べて、レンジで作る方法は器に水と卵を入れてチンするだけ
とにかく簡単で失敗しにくいのが魅力です✨

正確には同じ料理とは言えませんが、こちらは「レンジでできるポーチドエッグ風」と言っても良いと思います。

レンジで炊くごはん

Panasonicのサイトを参考にして、お米だって炊いちゃいました。

【ご飯の炊き方】1合の場合

材料:
・米 一合
・水 220cc

作り方:
① レンジ対応容器で米を洗う
※吹きこぼれを防ぐため、深めの容器がおすすめ
※容器の下に皿を敷いておくと、万が一吹きこぼれても掃除がラク👌
※容器の目安:お米と水を入れたとき、容量が 2倍以上あるもの
② 約30分、吸水させる
③ ラップをふんわりとかけ(両側に少し隙間をあける)500Wで約5分加熱
※様子を見ながら、沸騰したら途中でも止めてOK!(吹きこぼれ防止)
④ 取り出して米をひと混ぜし、200Wで約5分加熱
⑤ 味見して、かたければ様子を見ながら追加加熱
⑥ ラップを隙間なくかけ直し、10分蒸らす


分量別のポイント:
2合の場合
 水:450~480cc、吸水:30分
 加熱:500Wで約10分 → 150~200Wで約10分
 蒸らし:10分

0.5合の場合
 水:110~120cc、吸水:5~10分
 加熱:200Wで約15分(200Wがない場合は「解凍モード」でOK)
 蒸らし:10~15分

※炊き上がりのかたさは水の量・吸水時間・蒸らし時間でも変わるので、加減して好みの時間を見つけてください。


水加減の目安とコツ:
Panasonicのサイトによると、「米よりも約2割ちょっと多めの水」が基本とのこと。

  • 水が多すぎる → 柔らかすぎるごはんに
  • 水が少なすぎる → 芯が残るごはんに

下記も参考にしてみてください。

  • 新米 → 水は少なめに
  • 古米 → 水は多めに

レンジで炊いたごはんの写真☟

ziplocに入れてレンジへ。もちろんラップでもOK
ziplocに入れてレンジへ。もちろんラップでもOK
レンジで炊いたごはんです
レンジで炊いたごはんです。なかなかおいしそうでしょう

なかなかおいしそうでしょう? 中粒種なので、日本のお米(短粒種)より少し細長いですが、おにぎりも作れるくらいのやわらかさはあります。

さいごに

1カ月のカナダ滞在で、「レンジしかないキッチンでも、こんなにいろいろ作れるんだ!」と自分でも驚くほどレパートリーが増えました。

どれも簡単&失敗しにくいものばかりなので、海外生活中の方はもちろん、一人暮らしや忙しい日のごはんにもおすすめですよ!