Airbnbで滞在した物件は「ベッドルームのみ専有」で、それ以外は共用スペースというスタイルでした。
住んでみて気づいた、ちょっと不便だったポイントを3つご紹介します。
土足問題

この写真は、わたしたちの個室の内側。靴を脱ぐ場所はなく、入口にこんな風に直置きしていました。
部屋では持参したスリッパに履き替えて。
到着後すぐに床をLysolの消毒用シートできれいに拭き、室内では完全に「土足NG」にしていたんです。
ですが…… 一歩でも部屋を出ると、そこは他の人達が靴ばきで通る“土足ゾーン”。
たとえトイレやキッチンに行くだけでも、スリッパから靴に履き替える必要がありました。
スリッパでそのまま出てしまうと、せっかく個室内で確保している「清潔ゾーン」が崩壊してしまうからです。
特に面倒だったのはシャワーのとき。
帰りは足が湿ってるのに、また靴を履く というのはストレスでした。
対策メモ:
わたしたちは荷物を増やしたくなくて用意しませんでしたが、ビーチサンダルのような洗える履物を、共用スペース専用に用意すると(履き替える手間は残りますが)少し快適になりそうです。
ドアのスキマ&鍵問題
ドアの下にはかなり広めのスキマがありました。
外の音は丸聞こえ。
階下の物音や話し声(ときに歌声)もよく響いてきました。
ちょっと部屋を離れる度に、毎度外からドアにカギをかけるのも面倒でした。
ドアにはボタン式の内鍵がありましたが、
娘が寝ているときに部屋を出るときなど、外からカギをかけないと無防備になってしまいます。
たとえトイレやキッチンへ行くだけでも、毎回外出時のように施錠していました。
「たった数分でも、侵入されるかもしれない」と思うと、気が抜けませんでした。
対策メモ:
- 寝る時はドアノブにハンガーをかけ、物音で気づけるようにしていました。とはいえ、どれほど効果があるのかは…不明です。
- 最善策を模索中。
- 過去には、某国のホテルでハンガー2本でドアをロックしようとして、断念したこともあります。非常時に避難できなさそうで。
ちなみに、Airbnbの物件を選ぶ際は「個室の鍵」付きかどうかを必ず確認しましょう。
表示がなければ予約前にホストに直接聞くのがおすすめです。
「当然ついてるよね?」とは思わないで!
冷暖房問題(温度調整は多分オーナー次第)
トロントは冬が厳しい地域なので、どの物件にも暖房は基本的に装備されていることと思います。
でも、冷房がない家はけっこうあると聞きました。
さらに、カナダの家はセントラルヒーティング/クーリング方式。
空調の操作は家全体で一括管理されており、個室ごとに温度調整はできません。
5月に滞在したわたしたちの部屋にも、床から温風が出る吹き出し口がありました。(ちなみに階下の歌声も、そこからよく聞こえてきました…)

この時期は空調が不要な日も多かったのですが、突然寒くなった日には
「今日は暖房入れてほしいな…」と思ったり、逆に、暑い日は冷房を入れてほしくなったりしました。
暖房 vs 冷房
- 幸い、部屋には補助用の暖房器具が置かれていたので寒さには対応できました。
- 一方、壁に設置されたエアコンのリモコンは撤去されており、冷房は使えずじまい。
それなりに暑い日もあったので、「夏にはリモコン、配備されるのかな…」と気になりました。
