海外のAirbnbってどうなの?カナダ・オンタリオ滞在レポート④ 壁の向こうの謎の生物と共に始まったエアビー生活とその顛末

Airbnbレポート④アイキャッチ画像 海外で使う

え~、キーキー騒ぐ🐀と壁一枚へだてた状態で1カ月も生活したの!?

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はじめに

2023年5月から8月まで、オンタリオ州トロント市&ロンドン市でAirbnb暮らしをした記録の第4弾です。今回ご紹介するのは、壁の向こうから聞こえる謎の生物の鳴き声、それに対するわたしたちの対処法、そしてその顛末についてです。

これまでの経過 – 滞在物件の概要と悩みのタネ、落としどころ

立地・設備条件

  • トロント中心部へのアクセス良好
  • 大きな机と椅子がある個室付き(仕事をするのに必須)
  • 家賃は、最低限文化的・衛生的・安全に暮らせるレベルで最安クラス

悩みのタネ

  • 壁の向こうから聞こえる “キーキー音” と “どたどた音”
  • Airbnb&ホストに連絡したが、ホストから具体的な返信はなし
  • 「代替物件を提案します」とAirbnbから出された物件は、予算を大幅にオーバー&不便な郊外ばかり

作戦変更

  • 前提条件
    1. 部屋の中には(恐らく)入ってこない
    2. 24時間活動しているわけではなく、騒ぎだすのは夜(夜行性)である → 「安眠はともかく、仕事には支障なし」
  • 判断
    「現実的にこの物件を変える選択肢がない」ため、このまま滞在しつつ賃料の減額を要求する方が賢明

Airbnbの対応

  • 今後の滞在期間に対する減額はオーナーから得られず
  • これまで影響を受けた日数分の減額+お詫びとして、最初はクーポンと言われたものが結果的に現金でAirbnbから振込
青いピンが滞在した物件のある場所です。便利なところにありました。

☟そして、ここからが第四話です

え、これ、本当に🐀なの?

壁の向こうの生物は、日中は静かですが、夜行性らしく夜になると騒ぎ出します。しかも、時にはドタバタと壁の向こうを走り回ることもあって、かなり騒がしいです。

そしてある時、どたっ!と重いものが高い所から落ちるような音が…。いやいや、これが🐀ならどれだけ大きいんだ?かなり大きな衝撃音だったんですけど。

ホストが言っていた🐿の可能性は考えにくい重量感で、少なくともネコ🐈くらいのサイズに思えます。

動物の鳴き声に詳しい人ならすぐ分かるのでしょうが、私たちはわからなくてヤキモキ。YouTubeで「リスの鳴き声」や「アライグマの鳴き声」を聞き比べても、結局判別できませんでした。

しかも、音から察するに少なくとも二匹はいる様子で、鳴き声に加えて、落下音も複数聞こえてきます(結構な頻度で落っこちてる…)。

人は環境に慣れる生き物

ただ、人間慣れるものです。最初はビクビクしていた鳴き声や気配も、いつの間にか気にならなくなりました。

夜になると、ちょうど私たちが寝ようかという頃に騒ぎ始めるのですが、そのうち「ここからはお前たちの時間だね。私たちは寝るから…おやすみ」と壁に声をかけて、寝るようになったわたしたち。

気がつくと時々、「クルクルクルクル」と優しい声で鳴いていて、「もしかして私たちに話しかけているのかな?」なんて思ったりして。

いつの間にか、「おはよ~」「おやすみ~」と声をかけるのが日課になってきました。

これは事件か!?

ある晩のこと。何だかいつもと様子が違って、外から訪問者(謎の生物に)があったようで、いつもより鳴き声が多く、大きい!!複数匹が集まって大騒ぎしているみたいでした。

「どうしたんだろう?」と気になりつつも、いつものように寝床に入った私たち。(←もう彼らが騒いでても眠れるようになっていました)

翌朝、早朝のTim Hortonsに出向き、コーヒー☕とドーナツ🍩を買って戻る途中、ふとAirbnb前の道路を見ると、道の真ん中、ストリート・カー(路面電車)の線路上に動物が横たわっているのが目に入りるではありませんか😱

一瞬だけ見て目をそらしてしまったので詳細は分かりませんが、その姿はハクビシン!? しかし、北米にハクビシンはいないはず。なので、アライグマだったかもしれません。(※アライグマは北米大陸に多く、カナダの住宅街にも現れます)

もしかして、昨夜壁の向こうが騒がしかったのは、仲間が事故に遭ったことを知らせに来ていたから…?(※トロントのストリート・カーは午前5時頃から深夜12時頃まで運行していますので、時間的には合致します)

ちらっと見えたサイズ感が、「どすん!」という衝撃音と符合していて、これにはちょっとしんみりしました😔

これがAirbnbの前を走っていたストリート・カー

そしてその日は突然に…

日々挨拶を交わし、安否を気にしたりしているうちに、いつの間にか謎の隣人に親近感さえ芽生えていた、そんなある日。入居から2週間ほど経っていました。

娘が「窓の外に誰かいる!」と言うので見てみると、確かにわたし達が顔を出している窓(最上階・3階)よりも高い位置まで、屋根裏へ続くはしごが架かっていて、通りの人が数人こちらを見上げていました。はしごの先に人がいるのは間違いありません。

ホストもAirbnbも何の連絡もしてこないまま、どうやら誰かが様子を見に来たようでした。それとも、駆除に来たのでしょうか?

突然、強い罪悪感に襲われました。ああ、これから彼らはどうなってしまうのか…。

トロントのAirbibの部屋を見上げたところ。左上の窓にめがけて梯子がかかっていました。

その後

はしごで来た人物が何をしたのかは分かりません。音も匂いもありませんでした。

しかし、翌日から彼らの鳴き声はぴったり聞こえなくなり、気配も物音も一切なくなったのです。

ああ…
どうか、どこか外へ逃げたのでありますように。

通報したのは自分たちなのですが、隣人との間に何かが生まれた後のこの結末は、かなり切ないものがありました😢

Airbnbのレビュー

Airbnbでは、滞在終了後にホストとゲストがお互いを評価し合う仕組みになっています。
ホストからいただいた評価は、

“Fantastic guests, great communication, left my place clean and tidy.”
「素晴らしいゲストでした。コミュニケーションも抜群で、部屋をきれいに整えてくださりました。」

確かに部屋を出るときは、一通り掃除してできるだけきれいに整えてきたつもりですが、
“great communication” というのは本気なのかな?😅

最初にほんの少しだけやり取りしましたが、返信来なかったし…。

ともかく、これがトロントでの「動物付きAirbnb」の顛末でございます。

改めて鳴き声の検証

この記事を書きながら、改めてアライグマの鳴き声を探して、わたしたちの部屋の鳴き声と比べてみました。

アライグマの声は、私たちの部屋で聞こえた声よりもだいぶ力強いのですが、似ているような気もします。


おまけ映像

オーナーの言う通り、確かにリスも出入りしているようで、個室の窓から、目の前の木を伝ってうちの屋根までリスがやって来るのをよく見かけました。

部屋の窓から見えたリスの動画
https://youtu.be/KbgK9jabp-g

ただ、あの「どすん!」という大きな音は、この小さなリスが出す音とはとても思えないんですよね…。


あなたは、この“謎の生きものの正体”は何だと思いますか?

アライグマ(racoon)、あなただったの?

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