23年5月~8月のカナダ滞在に、初めて「Rakutenモバイル」を使用してみたところ、とっても便利だったので詳細をお伝えします♪
(2023年8月31日、2023年12月6日、2024年2月22日(契約解除料開始について)アップデート)
※ご契約の際は楽天の公式サイトで最新の情報をご確認くださいますようお願いいたします
Naokoさんは「楽天モバイル」の「便利さ」と「お得さ」に大感激したんだって!
海外へ行くために「楽天モバイル」にしたけど、
「データ無制限」が便利過ぎて、帰国後も使い続けているんだよ。
「楽天モバイル」が気になっているひとや
海外でのインターネット接続方法を検討しているひとはぜひ読んでみて!
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はじめに
毎回海外へ行くときには、インターネットをどうやって繋ぐか思案します。これまでモバイルWi-Fiをレンタルしたり、プリペイドSIMを購入したりしてきましたが、どれも一長一短。
2023年5月からカナダへ渡航した際に、かねて気になっていた「楽天モバイル」を利用してみたところ、めちゃくちゃ楽✨で、便利だったので、レポートします!
良かった点✨
最初に、良かった点をまとめてお伝えしますね。
設定が楽!
海外へ行くにあたり、必要は設定はこれだけでした。
1.出発地でアプリから契約プランの「海外ローミング(データ通信)」の設定をONにする
2.現地でモバイル機器の「海外ローミング(データ通信)」の設定をオンにする
追加で何かを申し込みしたり、手続きする必要はなく、いつも使っているスマホがそのまま海外で使える!というのがとても魅力的です✨
サービス内容が充実!
海外でうれしいサービスが揃っています。
・データ2GBまで(超過後は最大128kbpsで無制限)☞ 海外ローミング無料
・専用アプリから発信すれば日本への国際電話無料!☞ 相手がアプリを使っている必要なし
・専用アプリを使えば国際SMS無料 ☞ 対象国を要確認。カナダは0円対象国でした
※「0570」から始まるナビダイヤル等一部対象外
- データ
正直言って、慣れない場所へ行けば地図アプリは必須だし、いろいろ検索もするし、2GBはあっという間に消費してしまうことでしょう。
でも、データがまったく使えなくなるわけではないのが嬉しいところ。
128kbpsなら無制限で使えるのです!
128kbpsはわずかなようですが、これだけ使えれば、一応LINEやテキストメッセージは送れるし、読み込みには時間がかかるものの、地図も見ることができましたので、出先で最小限のことを行い、もし途中で迷っても地図を使って無事にホテルへ帰ってくることはできるかと。
全く使えなくなるのとは雲泥の差で、とっても心強かったです。
「やっぱり高速データじゃなくちゃ!」という場合は、1GB500円でアプリからサクッと追加購入もできますよ。
- 通話
楽天モバイルは専用アプリ「Rakuten Link」から電話をかけると国内通話が無料になります。
しかも、海外から日本(もしくはその他の対象国)への国際電話も無料なんです!
相手がこのアプリを使っている必要はありません。
これ、ものすごいことだと思うのです。
家族や友人なら、LINEやSkypeなど他にも無料で話せる手段はありますが、役所や職場、何かのサービスセンターやコールセンターなどに電話をしたい時には使えませんよね。
そんな時でも「楽天モバイル」なら無料でかけられるのです。
長期で海外に滞在している間にも、何かと日本へ電話をかけたい用事ができるものなので、これはとてもありがたいサービスだと思います。
シンプルで安い!
楽天モバイルの料金プランはとてもシンプル。
・日本全国では、データ使い放題で2,980円/月(税込3,278円)!
・契約初期費用なし(契約事務手数料0円)
- 料金
上記のプラン料金に2GBまでの海外ローミングが含まれており、この料金以上の請求は発生しませんので、(追加でデーターチャージをした場合はその代金が可算されます)後から高額請求が来るという心配がありません。
データ使用量は日本での使用量との合算になります。
例えば日本国内で2GB使用した状態で渡航し、渡航先で2GB使用したら、「2+2=4GB」使用の1,980円(税込2,178円)ということになります。
- 手数料
契約時の「契約事務手数料」も、解約時の「契約解除料(違約金)」も必要ありません。
※2024年2月22日追記:2024年2月21日(水)より、利用意思がないと認められる楽天モバイル回線へ契約解除料(解約事務手数料)980 円(税込1,078 円)が請求されるようになりました。
契約解除料の請求対象は「利用意思がないと客観的合理的に判断したお客様のみですので、通常の利用であれば契約解除料は引き続き0円なのですが、この点ご注意くださいませ。
最低利用期間が定められていないので、解約や乗り換えのタイミングを気にしなくても、いつでもやめたい時にやめ、乗り換えたいときに乗り換えられます。この自由さがとてもいい感じ!👌
今回の渡航の際も、契約解除料がかからないので「ちょっと試しに使ってみるか」という軽い気持ちで使ってみることができました。(そして結果めちゃくちゃ「楽天モバイル」のファン💛になった)
ちなみに、スマホのSIMロックもありません。
- 国際SMS
「楽天モバイル」含め主要キャリアは、国際SMSの利用にあたって申し込みや月額使用料は不要ですが、1通辺り50円以上の送信料がかかります。アプリを使えば国際SMS(ショートメール)の送受信も無料です。
楽天ポイントで支払える!
支払い方法は、「クレジットカード・デビットカード」「口座振替」「代金引換」「楽天ポイント利用」から選べます。
一部のサービスは楽天カードを使う必要があるものもありますが、通常の支払に使うクレジットカードは楽天カードでなくても大丈夫です。
ちなみに楽天ポイントで支払うと、なんと、その支払いにもポイントがつくんですよ!
楽天市場のポイントがUP!
・Rakuten最強プラン契約で、楽天市場の買い物ポイント毎日全員5倍!※
・街でのお買い物に楽天カードを使って、ポイント2倍!
※(2023年12月1日~)月間獲得上限2,000ポイント
楽天カードユーザーでなくても、旅の支度品を楽天市場で買いそろえるようにすると、ポイントUPの恩恵を受けられますね。
貯まったポイントは楽天モバイルの月々のお支払いに使えますよ。しかもポイント払いに利用したポイント分のポイントがまたもらえるという嬉しい仕組み。
わたしは契約以来ほとんどポイント払いで済んでいます。カナダで現地のガイダンス付電話にかけた時のみ料金が発生しましたが、それ以外は契約以来毎月ず~っと0円です👌
実際に使ってみた感想📱
インターネット
海外で
「データ2GB」については、2GBを超えてもつながらなくなるわけではなく、「高速ではなくなる」というだけなので、出先でマップを見るとか、検索をする、LINEでメッセージを送るという程度なら普通につながりました。
海外ではインターネットに頼る機会が多いので、すべてをRakutenモバイルのWi-Fiで賄おうとすると容量を追加せざるを得なくなったり、長期間低速で我慢しなくてはならなくなったりします。
ですので、Rakutenモバイルの利用は外出先で、他に手段がない時に限るのが良さそうです。
その際、設定を「低速」にしておけば、容量をあまり消費せずに済むようです。
外出先では、フリーWi-Fiがあるところではそちらを使うようにして、容量を多く消費するデータのダウンロードや、時間がかかる調べ物などはホテルのWi-Fiを使うというように使い分けると良いでしょう。さもなければ、動画視聴等、特別にデータを多く消費する使い方を避けていても、2GBはあっという間になくなってしまいます。
でも、気を付けて使えば、短期間の旅行はもちろん、長期滞在にも使えると思います。
⚡<Airbnbでも楽天モバイルのネットで助かった話>⚡
旅先では宿泊先のWi-Fiをメインに使うのが一番良いのですが、そのWi-Fiがダウンしてしまうという事態も、ままあります。
ホテルに泊まるのなら、その心配はまずないかもしれませんが、個人経営の宿やAirbnbではその懸念があります。カナダのあるAirbnbに滞在した時に、落雷の他、原因不明のタイミングで、突然AirbnbのWi-Fiが機能しなくなることがありました。2カ月間の滞在中、5~6回はあったでしょうか。
そんな時に頼りになったのが、楽天モバイルのインターネットでした✨
携帯のインターネットを使って(Airbnb専用のアプリがあります)、別の場所に住んでいるオーナーに都度連絡し、復旧を依頼していました。
そして、パソコンで行う仕事にも、AirbnbのWi-Fiが復旧するまでの間は楽天モバイルのデザリングを使っていました。
楽天モバイルだったおかげで、データ量を気にせずに、仕事に穴をあけるたり、遅れを生じさせることなく、事なきをえましたが、突然Wi-Fiが使えなくなると、日本にいる生徒さんとスカイプの約束が入っているときなど、冷や汗ものなのです!!
ほんとうに楽天モバイルにしておいて良かった~!と思った体験でした。
ただし、フリーWi-Fiはセキュリティの点で不安もあります。提供元が不明はWi-Fiにつながない、個人情報を入力しない、ログインが必要なページにアクセスしない、暗号化されていない/パスワードのないWi-Fiにつながない、常時接続を許可しない、という点には気をつけましょう。
そもそも、フリーWi-Fiにはつながりにくいところも多く、バスや電車の中のフリーWi-Fiはほとんど使い物になりませんでした。そんな時はオフラインでできることをするか、いっそデジタル・デトックスとして、窓外の景色を楽しむようにしていました。
それと、海外では、自分がどれくらい容量を消費したか把握しておきたいですよね。
その点「my 楽天モバイル」アプリをダウンロードしておけば、いつでも通信料や利用料金の確認がすぐにできるので安心でした。
帰国後
海外渡航のために乗り換えた楽天モバイルでしたが、帰国後もそのまま恩恵を受けさせてもらっています。データ量に制限なく使える!というのが本当にありがたいのです。
オンラインの英語講師をしているので、安定したインターネットは必需なのですが、実は現在の住居に本格的なインターネットを導入してはいません。なぜなら「楽天モバイル」のデザリングで充分事足りるからです!
また近いうちに海外へ出るつもりなので、いつまで日本にいるかわからない状態ですから、固定のインターネットを導入し、出ていくときに違約金を支払うことになったらいやだなあ、と思っているので、これは大変助かります。
自分の学習用として、もしくは生徒さんへのおすすめを探すために、洋画や海外ドラマ、YouTubeをよく観ます(というか、ほぼかけっぱなし)が、いくら見ても2,980円(税込3,278円)を超えることはないし、快適に視聴できているので、とても助かっています。
電話
通話の品質については、カナダ国内で一度通話をしたときに、音声の質があまり良くなくて、雑音が入ったり、相手の声が途中で聞こえなくなることがありました。
これは場所が良くなかったのか?(大学の寮の部屋からかけました)
原因は不明ですが、何とか話はできました。
国際電話は使う機会がありませんでしたので、検証できていませんが、相手が専用アプリを使っていなくても国際電話が無料でかけられるということには安心感がありました。海外にいる間に、急遽日本へ電話をかけたい時ってありますものね。
ただ、カナダで航空会社のコールセンターに電話をかけた時、最初にガイダンスにつながるようになっており、アプリ経由でかけたけれど後日通話料金を請求されました。
公式サイトの案内に「相手国の電話会社のガイダンスに接続した場合や呼び出し音が鳴った場合など、相手国の電話会社の通信事情などにより(フリーダイヤルで無料と案内された場合でも)通話・通信料が発生することがあります。」とあるので、これに該当したのだと思います。
そこそこの金額(30分程度通話して3,700円程度)がかかったので、海外滞在が長いひとは現地用の通話手段を別に持っておくのが良さそうです。
楽天モバイルでは、デュアルSIMを選ぶこともできますので、現地の通話SIMを持っておくのもいいですね。(※楽天回線対応製品、デュアルSIM対応製品が必要となります)
物理SIMだけでなくe-SIMも選べます。
その他の機能として、もちろん(アプリを使用しない)通常の国際電話や国際SNSも使えます。
こちらは、楽天モバイル側で、月々の使用料金を20,000円に制限してあるので、後からうっかり高額請求になることを防いでくれます。なお、一気に20,000円分使用できるのではなく、5,000円毎に自動的に使用が一時停止されます。(5,000円に達したことによる制限は自分でアプリ上で解除可能、20,000円に達した場合は清算が必要)
ただし、通話終了後の対応なので、一気に20,000円分を超えるような長電話をした場合は、20,000円以上の電話代となる点に注意してくださいね。
日本で
国内通話かけ放題
Rakuten Linkアプリご利用なら、無料で国内通話かけ放題です。
※(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外
「日本国内、特に都内ではRakutenは繋がりにくい」という声も聞きますが、私の場合は4月に大阪で加入し、8月に東京~神奈川周辺で使っていますが、データ通信速度も、通話も今のところ困ったことはありません。
いよいよ、2023年10月23日に楽天モバイルも「プラチナバンド」の免許を獲得できたので、今後は「つながりにくい」と言われていた、建物内や地下でつながりやすくなることが期待されています。
通信品質については、お住まいの地域によっても異なりますので、楽天モバイル公式サイト内の「サービスエリアマップ」で確認していただくと良いと思います。
海外でインターネットを使う他の方法
モバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiの良い点は
・手持ちのスマートフォンを(プランなどを変えることなく)そのまま使えること
・パスワードを入れるだけで複雑な設定をしなくても簡単につながること
・1台のWi-Fiを複数人または複数のデバイスで使えること
です。
モバイルWi-Fiの良くない点は
・荷物が多くなること
・バッテリーの減りが早いので予備用バッテリーも持ち歩く必要があること
・充電が大変(ホテルではスマートフォン本体とモバイルWi-Fiのバッテリーに加え予備用バッテリーの充電も必要ということで、数少ない貴重な電源をたくさん使うことと、そのために海外のプラグ用コネクターも必要になるということは、盲点になりやすいですが結構大変です)
・費用が他の方法より高額なこと
です。
以下は個人的な感想です。
10年ぐらい前(2013~2015)にトルコへ毎年出張していた頃は、モバイルWi-Fiをレンタルして行っていました。
ところが、大容量バッテリーでも電池が半日しか持たず、常に交換用バッテリーを持ち歩かなくてはならないこと(重い!鞄の中がごちゃつく!)と、夜間に電話本体+バッテリー2本の充電をしなくてはならないこと、空港の手荷物検査でこれら全部を出し入れしなくてはならないことが大変でした…。他にも、レンタルするための申し込み、支払い、指定の方法に従っての返却、故障・紛失対策(レンタル代の他に保険代が必要ということ)が必要で、手間がかかる印象でした。
SIM
SIMの良い点は
・(Wi-Fi一式を持ち歩かなくて良いので)荷物が増えないこと
・選べる選択肢が多いので自分の使い方に合ったものが選べること(データだけ、とか通話もついているものとか、使用できる期間が異なるものなど)
・安く済むことが多いこと(特に滞在期間が長いひとにはコストパフォーマンスが良い)
・あらかじめ日本で購入しておくことが出来ること(現地で購入することもできるし大抵その方が安