
フリーランスの英語講師がどんなスケジュールで一日を過ごしているのか気になってた!先生になっても英語の勉強するんだね。
フリーランスかつ在宅勤務ってどんな感じなの?
こんにちは!新しい年を迎えて、いかがお過ごしでしょうか。
新年を節目に、新しい目標を設定された方も多いと思います。中には「在宅で仕事ができるようになりたい」「フリーランスで英語を教える仕事がしたい」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、在宅で働くフリーランス講師歴7年目のNaokoが、英語学習者や将来フリーランスの英語講師を目指す方々に向けて、わたしの基本的な一日をご紹介し、日々の生活に英語学習を取り入れる方法についてもお伝えします。

一日のスケジュール
下記が平日の基本的なスケジュールです。
8:00 起床
フリーランスだからこそ、決まった時間に起床するようにしています。
8:30 朝食
9:00 オンラインニュースとメールチェック
英語のニュースサイトを閲覧し、最新の情報を英語でインプットします。
また主要なニュースのヘッドラインを音読します。
10:00 午前の仕事開始
英文添削
オンライン英語学習サービスと契約し、生徒さんから提出された英文を添削します。修正文に解説を加えて返却します。
12:00 昼休憩
13:00 午後の仕事開始
・教材・講座作成
英語学習者が自宅で効果的に学べる英語教材やオンライン講座を作成し、販売しています。
・国際科学共同研究に関する業務
大学教員として参加している国際共同研究に関する業務をします。研究機材の国際輸送、各種書類作成(英語と日本語)、来日する海外の研究者の対応、活動や成果の広報業務などを担当しています。
・情報発信
特に英語学習者に向けて、ブログ・Instagram・LINEなどで英語学習や英語を実践的に使うための情報を発信しています。
16:00 家事・買い物など
20:00 自分のための勉強(オンライン授業がない日)
・英語でニュースの視聴・海外ドラマ鑑賞・洋書読書
リスニング力向上のため、英語のニュースや海外ドラマを視聴。字幕なしか英語字幕で視聴します。常に洋書も読んでいます。
・英語日記の執筆
ライティングスキルを鍛えるため、日々の出来事や考えを英語で記録します。
・オンライン英会話(不定期)
スピーキング力を維持・向上させるため、ネイティブスピーカーとの会話練習を行います。
または
20:00以降 オンライン授業
授業が入っているときもあります。
23:00 就寝準備
リラックスできる音楽を聴いたり、瞑想をして一日の疲れを癒します。
24:00 就寝
いかがですか。仕事をする時間帯は結構普通ですよね。通勤がないという点が大きく違うとは思いますが、仕事をしている時間帯は、お勤めされている方と基本的にはあまり変わらないと思います。
何となくフリーランサーって、皆が仕事している時間は仕事していなくて、仕事していない時間に仕事しているようなイメージがありませんか。
わたしはそう思ってたのですけど、やっぱり【午前~午後過ぎまで】というのが、人が仕事をするのに最も向いている時間帯のようです。

ただ、オンライン授業については、お勤めをされている方が仕事を離れていらっしゃる時間帯に設定することになりますので、平日夜間や土日に授業が入ることも多くあります。
実はわたしのスケジュールは最初からこうだったわけではなくて、いろいろな生活パターンを試みてきた結果、これが一番体に負担がなくて、周囲とのコミュニケーションも取りやすいということで、これに落ち着いたんです。
2年間の昼夜逆転生活
実際に過去2年間、全くの昼夜逆転生活を送っていた時期もあったんです。明け方、空が白みだす頃に布団に入り、昼過ぎに起きてくる生活です。
深夜0時を過ぎてから3時頃って、周囲がしーんとしていて、集中して何かにもくもくと取り組むにはうってつけの時間帯ではあるのですよ。
すぐ近所にローソンとセブンイレブンがあったので、仕事に煮詰まるとコンビニエンス・ストアへ行って気を紛らわしたり、同じ時間に起きている人(店員さんのこと)の姿を見て安心したり。
でもわたしの場合、完全に自分のペースで仕事ができるわけではなくて、例えば大学の仕事であれば午前中にオンライン・ミーティングが入ることがあったり、緊急対応が必要なメールが入って来たりということもあったので、本当はあまり逆転生活に向いていたとは言えなかったと思います。
それに、長い間朝の光を浴びない生活って、身体的にも精神的にもあまり良くないような気はしていました。

正常なリズムへ
その後3か月間カナダへ行くことになり、それをきっかけに昼夜逆転はやめました。安全上、あちらで夜中に出歩くわけにはいかないですから…。
その間も日本とは時差で時間が逆転していたわけですが、自分の生活としては【朝起きて、昼間活動して、夜は眠る】という生活に戻ることができました。
生活パターンを戻せたのには、カナダのティム・ホートンズで【朝のコーヒー☕&ドーナツ🍩】を楽しみたい!という気持ちが大いに役立ったと思います。
ありがとう、ティム・ホートンズ♪

🍁ティム・ホートンズについては別記事で書きますね🍁
講師になってからの学びについて

「講師になっても勉強って続けるの?」とよく聞かれますが、はい、むしろ講師になってからの方が勉強は欠かせません。
英語力を維持・向上させるのはもちろん、生徒さんの質問から文法を深掘りしたり、ぴったりの教材を探すために英語メディアをチェックしたり、常にアップデートが必要です。
また、わかりやすく伝えるための日本語力や、モチベーションを保ってもらう声掛けの工夫も求められるので、ロジカルシンキングやタスク管理の本も読んでいます。
つまり、「学び続けること」は講師の仕事の一部なのです。勉強が好きな人には、とても向いている仕事だと思います。
英語力向上のためのポイント
英語力を伸ばすポイントをまとめておきます。

- 日常生活に英語を取り入れる
オンラインニュースを読んだり聴いたりする、海外ドラマを視聴する、英語で読書をする、など、英語に触れる機会をルーティン化すると良いです。 その際自分の好きな内容や興味があるものを選ぶのが長続きの秘訣です。時間がないときはヘッドラインを読むだけでも違いますよ! - アウトプットの機会をつくる
英語日記を書いたり、オンライン英会話で話すなど、積極的に英語をアウトプットすることで英語力が定着します。最初はすでに書かれたものを音読するところから始めると良いですよ。徐々にアウトプットの量を増やしていきましょう。 - 学ぶ仲間を持つ
ソーシャルメディアで英語や英語学習に関する情報を発信したり、英語学習クラブに参加するなどして同じ目標を持つ仲間とのつながりを持つと学習を継続しやすくなります。
これらのポイントを意識して、日々の生活に英語を組み込むことで、日本にいながらでも効果的に英語力を伸ばすことができます。
そしてフリーランスの英語講師を目指す方は、英語はもちろんのこと、その他の分野も含めて学習ルーティンを組み立ててみてくださいね。実際に自分が生徒さんに指導をしている場面をイメージしながら考えると良いと思います。