2024年10月に香港で今回買って来たものをご報告します
何を買って来たの~?
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「買わなくなった」わたしが、買うもの
わたしも女のはしくれ。以前は、旅先での大きな楽しみの一つに「買い物」がありました。
高級品は買ったことがありませんが、その土地ならではの「かわいいもの」とか「きれいなもの」を見つけると、それが実用品でなくても「持っているだけでうれしい」とか「ながめていると楽しい」という理由で、つい手が伸びてしまっておりました。
「一体いつ使うんですか?」というようなものも買ってましたねえ。例えばベトナムのノンラーとか。
※ノンラーは、葉っぱでできた円錐形の帽子のことです。そう、よくベトナムの写真で写っているあれです。いや、ノンラーについてはわたしが欲したのではなく、同行していた母が突然「これ欲しい!」と叫んだので買ったんでした。でもタイの木彫りのフルーツをフルセットで大・小・極小サイズ集めたのは紛れもないわたしの仕業…。
ともかく、そんなわたしでしたが、国際引越しを含めた大がかりな引越しを何度も経験した結果、「持ち家もないのにモノを増やすのはやめた方が良いのでは?」と思い至り、きっぱりと「モノを増やさない生活」に転じたため、旅先で購入するものは「人様に差し上げるお土産」と「自分のための消耗品」に限るようになりました。
なので、買い物する場所もスーパーマーケットかドラッグストア、地元で人気のお菓子屋さん程度ではありますが、せっかくなので今回香港で買って来たものをご紹介させていただきたいと思います。
今回はドラッグストアで購入した品々で、「京都念慈庵のど飴」は人様へのお土産、他は自分用です。
ドラッグストア
香港の二大ドラッグストアチェーンは マニングス (Mannings) と ワトソンズ (Watsons) で、どちらも街中にたくさんあります。
●ワトソンズ (Watsons) 「屈臣氏」
香港発のドラッグストアですが、香港以外に中国本土やシンガポール、マレーシア、フィリピンなど複数の国でも展開しており、アジア最大級のドラッグストアチェーンとなっています。水色と白の看板が目印。
●マニングス (Mannings) 「萬寧」
やはり香港を拠点とする大手ドラッグストアで、こちらはオレンジ色の看板が目印。マニングスは香港国際空港の出発フロア(チェックインホールと制限エリア内)および到着フロアにも店舗がありますので、帰国ぎりぎりまで、またはトランジットの際にも買い物ができて便利な存在です。
旅行者にとってはどちらの店でもあまり違いはないと思います。
白花油
わたしには中華圏のドラッグストアへ行くと必ず買うものがありまして、それが写真の「白花油」(White Flower Oil/Bai Hua You)です。
「白花油」は中華圏で伝統的に広く使われている香港生まれの薬用オイルで、シンガポールに住んでいた時分(30年以上前)から愛用してきました。日本では通販等(高い!)以外では通常手に入らないので、中華圏に行った時にまとめて購入しては、いつもバッグに入れて持ち歩いてます!
ただ、先日は持ち歩き過ぎて失敗しました。久しぶりに入手できたことが嬉しくて、ポケットに入れて持ち歩いていたところ…。やってしまいました!そのまま洗濯してしまい…。
このようにラベルがぼろぼろに…。しかし瓶が割れなくて良かったです!以後気をつけようと思います。
「白花油」は筋肉痛や頭痛といった痛みの緩和、虫刺されのかゆみ止め、酔い止め、風邪による鼻づまりの改善などに効果があるとされており、「万能」な中華圏の「家庭常備薬」的な存在です。
ミントオイル、ウインターグリーンオイル、ユーカリオイル、カンファー(樟腦)、ラベンダーオイルといった植物由来のオイルが含まれていて、清涼感のある香りがとても良いのです。
サイズによってパッケージの色が異なりますが、マニングスの店員さんにどう違うのか訊いてみた所、サイズの違いを示しているだけでどちらも中身は同じだそうです。
・青いパッケージ:20ml, 5mlのボトル
・緑のパッケージ:50ml, 10ml, 2.5mlのボトル
【英語のはなし】
ドラッグストアで探すなら、multipurpose essential oil「多用途のエッセンシャルオイル」にChineseやtraditionalをつけて、traditional Chinese multipurpose essential oilと言えば店員さんに通じると思います。
なお、英語の形容詞を複数使う場合には順番があります。
一般的な順序:
1.意見・評価(opinion): 例 – beautiful, useful
2.サイズ(size)
3.年齢(age): 例 – old, young
4.形状(shape)
5.色(color)
6.出自・起源(origin): 例 – Chinese, Japanese
7.材料・物質(material): 例 – wooden, metallic
8.用途(purpose): 例 – multipurpose, cleaning
この文の場合、形容詞は「意見・評価」traditional ☞「出自」Chinese ☞「用途」multipurposeという語順が自然であり、全体ではtraditional Chinese multipurpose essential oilという語順になります。
※essentialも形容詞ですが、ここではessential oilとして一つのまとまった意味である「精油」を表すため、通常の形容詞の語順ルールは適用せず、他の形容詞をessential oilの前に配置しています。
【英語のはなし】
実際旺角のWatson’sの店員さんはとてもフレンドリーで、足を踏み入れると笑顔で”May I help you?”と声をかけてくれました。そんな時は”Yes, please. I’m looking for traditional Chinese multipurpose essential oil.”と言ってもいいですし、具体的な商品名を入れて “Yes, please. I’m looking for an oil like White Flower Oil.“、あるいは効能を入れて“Yes, please. Do you have any traditional Chinese oils for pain relief?”などと言うのも良いです。
京都念慈庵のど飴
数年前から日本でも、薬局や輸入食品店で見かけるようになった京都念慈庵(Kyoto Nin Jiom)ののど飴ですが、元々は「京都念慈菴蜜煉川貝枇杷膏」という咳止めシロップでした。よく効くという評判を聞いて、マレーシアに住んでいた頃はわたしも常備薬として家に備えていたものです。
このシロップは伝統的な漢方に基づき、川貝(センペイというユリ科の植物)、枇杷の葉、蜂蜜などを使用していて、喉の炎症や咳に効果があるとされており、こちらも中華圏で広く愛用されています。
この人気のシロップを手軽に摂取できるよう、のど飴の形で製品化されたのは最近のことです。確かにのど飴は扱いやすいですね!日本にはなさそうなフレーバーということで、「Apple-Logan味」を買ってみました。
わたしがマレーシアに住んでいた頃に買ったシロップは、300ml入りの大きな瓶だったので1回では使い切れず、かといってひとたび封をあけると(甘いので)べたべたするため、扱いに困った記憶があります。最近は携帯用のスティックタイプも出来ているそうで、便利になりました。
ちなみに「京都」というのは日本の京都ではなく、「北京」のことなのだそうです。京都念慈菴の起源は清王朝の時代にあり、地方長官だった楊孝廉という人が、名医であった葉天士という人から薬の製法を授かったことがその始まりなのだそうですよ。
Golden Throat Lozenge
こちらも広く中華圏で売られているそうですが、これまでマークしておらず、今回初めて購入したのど飴です。パッケージには新旧合わせて幾つかの種類があるようですが、わたしが購入したのは緑と青のしまが入った四角い缶です。以前はパッケージに男性の顔写真が載っていたそうですが、いつの間にか女性に代わったのだとか。(裏事情が気になります)
「Golden Throat 金嗓子喉宝」(Jin Sang Zi Hou Bao)は、正式名称を「金嗓子喉宝経典潤喉糖」といい、中国広西チワン族自治区にある「金嗓子集団」社が1994年から製造販売しているとのことで、比較的新しい商品ですね。
とくに風邪の引き始めによく効くと聞いて買ってみました(のどから風邪ひくタイプなので)。まだ開けていないので、味や効能などご報告できませんが、機会があればお伝えしますね。さあ、果たしてリピート商品になるかどうか。
こののど飴にも漢方に基づく多くのハーブ成分が含まれているそうで、例えばミント、リコリス、カシの果実、羅漢果、ユーカリオイル、スイカズラ、マンダリンオレンジなどが入っているそうです。味はまあ、よくあるのど飴の味(メントールと薬草の味)なんだろうな、と想像していますが、Ingredients「成分」にただの砂糖ではなくCane Sugar「きび砂糖」とあるところが何だかいいな、と思っています。
保心安膏
最後は香港の老舗の薬屋さんの軟膏である保心安膏(Po Sum On Healing Balm)です。他の万能オイルや軟膏に比べると、ちょっとシナモンの香りが強いのが特徴だと思います。
こちらは缶入りのオイルもあり(円筒状の缶の中にガラス瓶が入っていて、そのガラス瓶の中にオイルが入っているという仕組み)、シンガポール在住時に使ったことがあります。
このオイルには赤い色がついていて、においもちょっと強い気がして、持ち歩きずらかったのですが、軟膏であれば色がついていないし、ケースも小さいので持ち歩きにも良さそうです。軟膏は直径3センチ弱の小さなケースに入っています。
この軟膏自体は昔からあったのですが、以前は紙の袋に入っていたところ、プラスチックの袋に変わっていました。
家族が「これ、かわいい」と言って持ってきた時には、「ああ、これね」と知った顔で受け取ったのですが、手触りが違って、あれ?と違和感。デザインは変わらないけれど、こういう面が変化しているのですね。
万能オイルが好き
今回はドラッグストアでの購入品をご紹介しました。
東南アジアの「万能オイル」が大好きで、現地に住んでいた頃から、未知のオイルを見れば試さずにはいられない質でした。
あの頃(20~30年前)シンガポールやマレーシアで手に入った万能オイルはほぼ一通り試した上で、「白花油」を定番のオイルとして使ってきたのですが、今回の記事を書きながらふと、ベトナムで一度だけ購入した緑色のオイル(今調べたら「風油精」という名前でした)とその独特の香りを思い出し、あのオイルも恋しいなあ、と思っています。
そういえば台湾で購入した「緑油精」がやはり緑色をしていて、「風油精」に香りも似ていたので、次回はできれば両方同時に入手して、使用感など比較してみたいと思います。
緑色と言えば、フィリピンで見つけたKATINKOというオイルも緑色だったな…。
今回仕入れた「白花油」がなくなる頃、わたしはまた万能オイルを求めて東南アジアへ旅立つことでしょう。
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英語を使って生活するか、働くか。 常に英語と共に生きてきました。
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🌸経歴🌸
元客室乗務員です。5年半の乗務の後、退職してカナダへ。カナダに永住するつもりで日本をはなれましたが、家族の仕事の都合でカナダ→シンガポール→マレーシアと転居し、長年海外生活を経験した後で日本へ帰国。
帰国後は0歳~成人までを対象に保育園、公立小学校、大手英会話学校、家庭教師、個人運営クラス等で英語指導をする他、
国立研究開発法人で国際共同研究サポート&秘書、
大学病院で英語担当医局秘書、
大学で国際共同研究参画等20年以上英語を使って仕事をしてきました。
2019年に個人事業主として独立し、以降 「好きな時に、好きなところで好きな仕事だけをする」スタイルで、主に下記の3本柱で仕事をしています。
●オンラインの英語学校で「英作文添削」「発音指導」「学習コンサルタント」を担当しています。また、自分で開発した教材を使って「論理的な英文を書く方法」 「医療従事者向け病院で必要な英会話」 の指導もしています。
●個人では 世界を巡りながら、 世界の「今」を体験し、英語指導、 英語学習指導に活かすほか、最新の英語を取り入れた 英語学習教材の開発に取り組んでいます。
●大学の特別研究員として、 海外の大学との共同研究に参画しています。