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【カナダのおいしい食べ物】ベーコンが超絶旨い!!やみつきになる味で何にでも合う!自炊する人は絶対使ってみて欲しい!

カナダのベーコン売り場
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☆2023年5月~8月カナダのオンタリオ州トロント市&ロンドン市滞在時の話です。
☆末尾に英語レッスンをつけてますので最後まで見てくださいね~!

カナダのベーコンがめちゃくちゃおいしくて、感激したんだって~。

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カナダで自炊をするにあたり、大変重宝したのがベーコンです。

まず、日本のベーコンより脂身が多く、燻味もしっかりしてて、味に深みがあるので、そのままソテーするだけでもすごくおいしいですし、たとえそれが小さなカケラであっても、スープや炒め物にいい味をつけてくれます。

北米の肉屋のショーケース

そもそもベーコンとは?

ベーコンとは豚肉を塩漬けにしてから燻製にした保存食です。元々は豚の背中(back)の肉を使ったことから、baconという名になったと思われます。

ベーコンの種類

そもそもカナダと日本で同じものを指しているの?と思い調べたところ、結構な違いがありました。さらに言うと、世界規模で地域によってベーコンと呼ぶものに違いが見られ、これが結構複雑でありました。

まずどうやら普段スーパー等で手に入る日本のベーコンは北米のベーコンとは作り方が違うようです。北米のベーコンのようにくん煙せず、くん煙の成分が入ったくん液に漬けているとか、くん煙時間が短いとか、ものによって違いがあるようですが、作り方の違いは味と風味に現れており、北米のベーコンとは別物であることがカナダのベーコンを食べてよくわかりました。

あと大きく違う点として、日本のベーコンは加熱されているので買ってそのまま食べられますが、海外では非加熱の可能性があるので要注意!そのまま食べるのは危険なようです。

以下にまず日本のベーコンについて、次にカナダ以外の世界のベーコンについて、次の見出しでカナダのベーコンについて書いています。

<日本のベーコン>

  • ベーコン
    日本では一般的に「ベーコン」というと豚バラ肉を用いて作ったものを指す
    (別の部位を使って「ベーコン」と称しているものもあり)
  • ロースベーコン
    豚のロース部分を用いたベーコンで、豚バラ肉で作ったベーコンより脂肪分が少ない
  • ショルダーベーコン
    豚の肩肉部分を用いたベーコンで、カロリーはバラ肉のベーコンの半分ほど

<世界のベーコン>

  • ヨーロッパ
    元々ベーコンを食べていたヨーロッパではbaconと言えば、背中の肉を使うback baconを指す。野生の猪を使っていたが養豚業が発達してからは豚肉を使うようになった。
  • イギリス・アイルランド
    baconと言えば、背中の肉を使うback bacon
  • アメリカ
    pork belly(豚バラ肉)を使う。back baconもあるが、back baconのことはCanadian baconと呼ぶ
  • カナダ→カナダのベーコンについては別の項目で詳述
    カナダでもアメリカ同様にpork belly(豚バラ肉)を使うことが一般的。back baconもあるが、カナダではこれをCanadian baconとは呼ばず、back baconと呼ぶ
  • オーストラリア
    その名の通りstreaky baconとback baconの中間だというmiddle baconが一般的
  • 日本
    北アメリカから伝わったので、pork belly(豚バラ肉)を使う。アメリカと違って加熱して販売される

カナダのベーコンは生で食べられるか

日本のベーコンは加熱処理がされた状態で売られていることがほとんどなので、パックを開けてそのまま食べることができますよね。

カナダのベーコンは燻製にしただけで、加熱処理がされていないようなのです。ラベルの表示をくまなく見てみましたが、そのまま食べられるという表記は見当たらなかったのと、見た目が日本のものよりも生っぽいので、必ず加熱して食べるようにしていました。

その後、healthlineというウェブサイトに下記のように書かれているのを見つけました。なので、生で食べずに正解でした!

Eating raw bacon can increase your risk of foodborne illnesses, such as toxoplasmosis, trichinosis, and tapeworms. Therefore, it’s unsafe to eat raw bacon.
参照:Can you eat raw bacon?(healthline)

streaky bacon

わたしたちが「ベーコン」と聞いて、イメージするものに近いのはこちらだと思います。わたしが今回のカナダ滞在中食べていたのもこちらです。

streakyとは「縞模様の」という意味ですので、baconの場合は、脂肪と肉が縞模様になっているベーコンのことをこう呼びます。背中の赤身を使ったback baconと違い、脂身が多い豚バラ肉を使っているため、このような見た目になります。

厚切りベーコン
カナダのベーコンthick cut(厚切り)はこのくらいの厚さ。日本の焼き肉用豚バラ程度の厚さかと。

カリカリベーコン

生ゆえに、見てわかるぐらい脂部分が多く含まれています。パックから取り出すときに、ねっとりと脂が手につくぐらいすごい!そしてこの脂があることで、いわゆる「カリカリベーコン」が作れます。

🍳<カリカリベーコンの作り方>🍳
弱火のフライパンでじっくり焼いてください(油は敷かなくてOK)
ベーコンに含まれる脂が熱で溶けて、ベーコンを自身の油で揚げているような状態になります。このままお好みの状態になるまでカリカリに焼けばOK!

日本の実家はカリカリベーコンが好きで、日本のベーコンでも、弱火でじっ~くり焼いてカリカリベーコンを作っていましたが、このようにカリカリベーコン歴の長いわたしでも、カナダのベーコンはカリカリ度合が違うと感嘆しました。

カリカリと言うより、むしろパリパリ。上手くフォークに刺すのが大変なくらい。そういうときは観念して手でつまんでしまいましょう。それはそれでおいしいのです。finger lickin good👌

Canadian bacon (Irish baconとも言う)とは

ややこしいのですが、アメリカにおいてCanadian bacon「カナディアン・ベーコン」というと、pork loin(豚ロース)から作る、見た目が日本の「ハム」のようなベーコンのことを指します。脂の少ない部分を使って作られているのでヘルシーなのだそうですよ。

イギリスからカナダへ移住した人々によって北米に持ち込まれたことからこう呼ばれるのですが、これが日本では「ロースハム」と呼ばれているものにあたります。

確かに日本でハムを見慣れた感覚で言うと、Canadian bacon「カナディアン・ベーコン」の見た目は丸くて、ベーコンというよりも「ロースハム」です。ただ、こちらカナダにおいてはCanadian baconとは呼ばれず、back baconと呼ばれます。

Canadian bacon「カナディアン・ベーコン」は加熱処理がされていて、そのまま食べることが出来るそうですよ。(でも一応パッケージの表記を確認してくださいね!)

さらにカナダには、燻煙をしていないback baconを寝かせた上(風味付けとしてメープルシロップを使うことが多いとか)で乾燥させ、細かく粉砕したコーンミールでコーティングしたpeameal baconというベーコンもあります。

昔はコーンミールではなく、粉砕した乾燥エンドウ豆でコーティングしていたのだそうですよ。それでpea(エンドウ豆)mealと呼ばれるのですね。

このpeamealを使ったサンドイッチはカナダのトロントにあるSt. Lawrence Market(セント・ローレンス・マーケット)の人気パン屋さんCarousel Bakeryの名物料理になっています。

Carousel Bakeryの商品はサンドイッチだけでなく、どれもおいしいので絶賛おススメなのですが、支払いは(今時のカナダでは大変珍しいことに)現金のみなので気を付けて!

前回のカナダ渡航の残りとして1枚だけ持っていた5ドル紙幣を(他で現金が使えず)持てあましていたのですが、財布に入っていたこのお札のおかげでこのお店で無事買い物ができました~💕(←cash onlyであることをお店に着いてから知りました)

ちなみにこの5ドル札、日本の両替機で何度試みても受け付けてもらえず、仕方なく持っていたというカナダ紙幣でした。カナダの都市部ではほとんど現金は使われていないと聞いていたので、今回で使い切らなければ次回は一層使いづらいだろうから何とか使ってしまおう!と思っていたけれどやっぱりトロントでは使えるところがなく…。

半ばあきらめていたところ、ここで役立ってくれました!何がどうなるかわからないものですね。

ベーコンの表示 

ベーコンのパックに書かれている表示について

●Cured/Uncured
cureは本来は肉、魚などを塩漬け、乾燥し、燻製にして保存することですが、ベーコンの場合は熟成に添加物であるSodium Nitrate(亜硝酸ナトリウム)を使っているベーコンのことです。Uncuredベーコンは、Sodium Nitrateを使わず、セロリやビーツなどの野菜に含まれる天然の硝酸塩で熟成させたものとのこと。

●with rind/rindless
rindとは皮の部分のことなので、皮がついているか、ついていないかの違いです。

●Smoked/Unsmoked

塩漬けした後、薫製処理{くんせい しょり}をしているか、いないかの違いです。燻製処理をしていないベーコンはfresh Baconとも言います。

さいごに

カナダのベーコンは日本のものとは全く別物でした。いや、日本でベーコンと呼ばれているものが、世界から見ると異端なのでしょう。

これからヨーロッパやオーストラリアへ行ったら、それぞれの土地のベーコンと食べ比べてみる楽しみができました。あなたもぜひ、機会があれば海外でベーコンを食べてみてください!

カナダで自炊をするなら、ベーコンは大いに役立ちます。わたしはいつもスーパーマーケットで一番安いパックのものを買っていましたが、それでも十分美味しかったです。

ソテーしたベーコンをメインにしてもいいですし、細かく切ってパスタやスープ、炒め物に使ってもいいですよ!少量入れるだけで、とてもいい仕事をしてくれます。

そのように毎日使っても、大量に入っているのでなかなか食べきれません。カナダのベーコンは生っぽいので傷むのも早いため、開封したら即小分けにして冷凍しておくことをおすすめします。

ちなみに、日本へ帰って来てから、カナダのベーコンが恋しくていろいろ探してみたところ、「成城石井」のものはカナダで食べたものに近いと思いました。

なお、カナダ製ではありませんが、カナダ製と似ていると思われるアメリカ製のベーコンはオンラインで見つかりましたよ。【カリカリベーコン】が食べたくて我慢できなくなったら頼んでみようと思います☟

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講師について 

🌸英語講師/英語学習コンサルタント EnglishTutor_Naoko🌸
世界を旅する元CAの英語講師です!
英語を使って生活するか、働くか。 常に英語と共に生きてきました。

【好きな時に、好きな場所で、好きな仕事だけをする】 という夢をかなえた今は外国を巡りながら オンラインで ・英語講師 ・英語学習コンサルタント ・英語教材作成 をしています。

あなたは英語を使って何がしたいですか? その夢お手伝いいたします。

🌸経歴🌸
元客室乗務員です。5年半の乗務の後、退職してカナダへ。カナダに永住するつもりで日本をはなれましたが、家族の仕事の都合でカナダ→シンガポール→マレーシアと転居し、長年海外生活を経験した後で日本へ帰国。

帰国後は0歳~成人までを対象に保育園、公立小学校、大手英会話学校、家庭教師、個人運営クラス等で英語指導をする他、
国立研究開発法人で国際共同研究サポート&秘書、
大学病院で英語担当医局秘書、
大学で国際共同研究参画等20年以上英語を使って仕事をしてきました。

2019年に個人事業主として独立し、以降 「好きな時に、好きなところで好きな仕事だけをする」スタイルで、主に下記の3本柱で仕事をしています。

●オンラインの英語学校で「英作文添削」「発音指導」「学習コンサルタント」を担当しています。また、自分で開発した教材を使って「論理的な英文を書く方法」 「医療従事者向け病院で必要な英会話」 の指導もしています。

●個人では 世界を巡りながら、 世界の「今」を体験し、英語指導、 英語学習指導に活かすほか、最新の英語を取り入れた 英語学習教材の開発に取り組んでいます。

●大学の特別研究員として、 海外の大学との共同研究に参画しています。

English Lesson

ベーコンに関係する英語です。

・crispy カリカリの
・juicy 多汁な

crispy bacon カリカリのベーコン

・ベーコンの数え方
a slice of bacon 一切れのベーコン
two slices of bacon 二切れのベーコン

他にも下記の言い方があります。
a strip of bacon 一切れのベーコン
a rasher of bacon ベーコンの薄切り
※rasherはベーコンの薄切りのこと

例文
Bacon is a breakfast food.「ベーコンは朝食の食材です」
Bacon is an everyday food.「ベーコンは日常食です」

I had bacon and eggs for breakfast.「朝食にベーコンと卵を食べました」
I love bacon with toast and eggs for breakfast.「朝食にはベーコンを、トーストと卵と一緒に食べるのが大好きです」

☆ベーコンを使った表現☆
bring home the bacon  そのままの意味は「ベーコンを家に持ち帰る」ですが、転じて「働いてお金を持ち帰る」「生活費を稼ぐ」という意味になります。