へ～、キーキー騒ぐ🐀と壁一枚へだてた状態で１カ月生活したの？
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2023年5月～８月カナダのオンタリオ州トロント市＆ロンドン市滞在時の話です
そりゃあ、いやですよ。そんな事態は避けたかったですよ。でも現実的な別の選択肢がないのですもの😿
オーナーから何の連絡もないことは気になったけれど、あまり強く出て、他に行くあてがないまま、「じゃあ出て行って」と言われても困るので、①🐀は部屋の中には出て来そうにない、②１日中うるさいわけではない、ということから、A.どこに行くにも便利、B.個室の中に仕事がしやすい大きな机と椅子がある、C.この条件では最安値、という3つの条件を満たすこの物件に居た方が良いと判断したのです。
え、これ、ほんとに🐀？
確かに日中は静かなのです。ですが夜行性らしく、夜になると騒ぎだします。また、時にはドタバタと壁の向こうを走り回る日もあったりして彼らが起きてる間は騒がしい。
そのうち、どたっ！と重いモノが高いところから落っこちるような音が。いやいや、これ、🐀じゃないでしょ。かなり大きい音がしたんだけど。もしこれが🐀ならどんだけ大きいの！？
まずもって、ホストが言ってた🐿の可能性はない重量感です。少なく見積もってもネコ🐈くらいのサイズはありそうな音なのです。
動物の鳴き声に詳しい方がお聞きになったらおわかりになるんだろうなあ～。わからない自分達がもどかしい。YouTubeにあがっている「リスの鳴き声」とか「アライグマの鳴き声」とかをいろいろ聞き比べてみたけれど、結局判別はつきませんでした。
しかも、物音から察するにどうやら少なくとも二匹はいる様子。鳴き声とか、動き回る音とか、相変わらずどこかから何かが落っこちる音とかが複数聞こえる感じなのです。
しかし人間って環境に慣れるものです。最初はびびった鳴き声も、気配も、そのうち気にならなくなりました。
夜になり、ちょうどわたし達が休もうか、という頃に奴らは騒ぎだすのですけど、そのうち「ああ、ここからはあんた達の時間ね。こっちは寝るからね。おやすみ。」と壁に声をかけてさっさと寝るようになったわたし達。
気付くと、時々「クルクルクルクル」と優しい声で鳴いていることがあって、「え～、ひょっとしてわたしたちに話しかけてるのかなあ。」なんて思ったりして。
何となく「おはよ～」「おやすみ～」と、声をかけるようになったりして。
これは、事件か！？
そんな風に、何となく「居て当たり前のお隣さん」というぐらいの感覚で平和に過ごしていたある日の晩。
何だかいつもと様子が違います。外から訪問者（わたし達の部屋に、じゃなくて、壁の向こうの彼らのスペースに）があったようで、いつもより鳴き声が多く、鳴き声が大きい！！どうやら複数匹集まって大騒ぎしているみたい。
「どうしたんだろうねえ？」と少々気にかけるも、いつもの通りに寝床についたわたし達。（←奴らが騒いでいたとて眠れるようになっていました）
翌朝、コーヒー☕とドーナッツ🍩を仕入に早朝Tim Hortons（近所の店舗は６時に開店）へ向かった帰り道、ふと我がAirbnbの前の道路に目をやると道の真ん中、Streetcarの通り道に横たわる動物の姿が目に入りました…😱
一瞬だけ見て、すぐに目をそらしてしまったので、詳しい姿は見ていないのですが、一瞬見えた姿はハクビシン！？。しかし北米にハクビシンは生息していないはず。ではアライグマか。（※アライグマは北米大陸に多くいて、カナダの住宅街にも現れます）
ひょっとして、夕べ壁の向こうが騒がしかったのは、仲間が事故にあったと知らせに来てたのかしら…。（※トロントのstreetcar=路面電車は午前５時頃より深夜１２時頃まで運航しています）
確かにちらっと見えた、あのサイズ感なら、「どすん！」という重量感のある音とイメージが一致します。こんなことがあると、こちらもちょっとしんみり😔
それはある日突然に…
日々の挨拶を交わしたり、相手の状況に思いを馳せたりしているうちに、いつの間にかお隣さんとの間に親近感すら芽生えていた、そんなある日。入居から２週間ほど経っていました。
家族が「窓の外にだれかいる！」と言うではありませんか。
ええ？と思い、外をのぞいて見ると、確かに１階からわたしが顔を出している窓（最上階である３階）よりも高いところ、つまり屋根裏へ向けて高いはしごがかかっているのが見えます。通りに居る人が数人こちらを見上げていることからも、はしごの先に人がいるのであろうことが推測されます。
ホストからも、Airbnbからも、何の連絡ももらっていませんが、どうやら誰かがこの件で様子を見に来ているらしい。それとも、様子を見るというよりは、駆除に来ている？
途端に感じる罪悪感。あああ、このあと奴らはどうなってしまうのか…。
わたし達としてはここから出て行ってくれさえすれば良くて、それ以上のことは望んでいないのだけれど…😣
その後
はしごでやって来た人物が、何をしたのかはわかりません。
音も、匂いもしませんでした。
でも、その翌日から奴らの鳴き声がぴたっと聞こえなくなったのです。気配もしなければ、物音もしません。
ああ…😖
どうか、どこか外へ逃げたのでありますように。
通報したのは自分なのですが、わたし達の間に何かが生まれてしまった後のこの流れはちょっと切ないものがありました。
Airbnbのレビュー
Airbnbでは、契約が終わった後にホストとゲストが同時に相手を評価し合う仕組みになっています。ホストからもらった評価は“Fantastic guests, great communication, left my place clean and tidy.”
たしかに部屋を出るときは、一通り掃除をして、できるだけきれいに整えて出て来たつもりではありますが、”great communication”ってのも本気かな？😅一番最初にほんのちょっとやりとりしただけだけど。
と、まあ、これがトロントでの動物付Airbnbの顛末でございます。今後の記事で、こういった特別事態ではない、ふだんのAirbnb生活についても書きますね。
☕Tim Hortonsについての記事はコチラ☕
●「カナダでコーヒーと言えばTim Hortons（ティム ホートンズ）！どんなお店？人気メニューは？」
●「カナダのコーヒー代表Tim Hortons！タッチパネルで注文してみよう！全画面写真＋日本語解説付」
改めて鳴き声検証
今この記事を書きながらもう一度アライグマの音声を探して聞いてみました。これ、このサウンド、うちの部屋で聞こえた鳴き声より力強いですが、似ているような気もします。
☟Racoon – Sound Effect（YouTube）☟
☟わたし達の部屋で聞こえた鳴き声☟
おまけ映像
個室の窓からは、目の前の木からうちの屋根まで、リスが電線を伝って来る姿を見かけたこともありました。
確かにリスも出入りしていたわけですが、あの「どすん！」と響く物音は、この大きさのリスがたてる音とは思えないんですよねえ。
あなたはこの正体、何だと思われますか？
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講師について
🌸英語講師／英語学習コンサルタント EnglishTutor_Naoko🌸
世界を旅する元CAの英語講師です！
英語を使って生活するか、働くか。 常に英語と共に生きてきました。
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🌸経歴🌸
元客室乗務員です。５年半の乗務の後、退職してカナダへ。カナダに永住するつもりで日本をはなれましたが、家族の仕事の都合でカナダ→シンガポール→マレーシアと転居し、長年海外生活を経験した後で日本へ帰国。
帰国後は０歳～成人までを対象に保育園、公立小学校、大手英会話学校、家庭教師、個人運営クラス等で英語指導をする他、
国立研究開発法人で国際共同研究サポート＆秘書、
大学病院で英語担当医局秘書、
大学で国際共同研究参画等２０年以上英語を使って仕事をしてきました。
２０１９年に個人事業主として独立し、以降 「好きな時に、好きなところで好きな仕事だけをする」スタイルで、主に下記の3本柱で仕事をしています。
●オンラインの英語学校で「英作文添削」「発音指導」「学習コンサルタント」を担当しています。また、自分で開発した教材を使って「論理的な英文を書く方法」 「医療従事者向け病院で必要な英会話」 の指導もしています。
●個人では 世界を巡りながら、 世界の「今」を体験し、英語指導、 英語学習指導に活かすほか、最新の英語を取り入れた 英語学習教材の開発に取り組んでいます。
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